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成田国際空港、電動カートサービスの本格運用を9月1日開始

体の不自由な人、高齢者、子供連れの移動のため、制限エリア内で運行

2016年8月23日 発表

2016年9月1日 本格運用開始

 成田国際空港株式会社(NAA)は、第1、第2旅客ターミナルの制限エリア内で、電動カートサービスの本格運用を9月1日から開始する。

 電動カートサービスは2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、体の不自由な人、高齢者、子供連れなどの利用客の利便性向上のために3月1日から試行運用してきたが、9月1日からは運行エリアと時間を拡大することになった。

 電動カートは全8台が運行し、運行エリアは下記のとおり。運行時間は到着コンコースが6時30分~19時、出発コンコースが9時~19時だが、フライトスケジュールに応じて運行を休止する時間帯もあるという。9月1日から運行するが、No.2とNo.8は10月頃の開始予定となっている。

電動カートの運行エリア
電動カートの運行エリア(第1ターミナル 到着コンコース)

No.1:第4サテライト→入国審査場へのエスカレータ手前
No.2:57/58番ゲート→入国審査場へのエスカレータ手前

電動カートの運行エリア(第1ターミナル 出発コンコース)

No.3:南ウイング
No.4:中央ビル新館←→北ウイング

電動カートの運行エリア(第2ターミナル 到着コンコース)

No.5:サテライト→本館連絡通路入国審査場前/68番ゲート→入国審査場前
No.6:サテライト→本館連絡通路入国審査場前/75番ゲート→入国審査場前

電動カートの運行エリア(第2ターミナル 出発コンコース)

No.7:本館←→サテライト連絡通路
No.8:60番台ゲート←→70番台ゲート

 電動カートサービスはカート乗務員に直接声をかけて利用する。また、出発コンコースでは制限エリア内の各案内カウンターでも希望を受け付けている。