皆さまこんにちは! イラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”のゆきぴゅーです。おかっぱです。普段から撮影や取材などで運転することが多い私は、近場はもちろん高速道路を使って地方に出かけることもしょっちゅう。もちろん、プライベートでも大のドライブ好きで、愛車の黄色いFITくんは、なんと10年以上連れそう相棒なんですの。
だけど、メカには正直うといので、クルマそのものにはあまり興味がないというのが本音。ましてや、タイヤに関しては“4個あって回ればオッケー”くらいにしか考えていなかったんですの。そんな私に今回、疲れにくいと評判のタイヤ「Playz」に履き替えて、乗り心地を試すドライブに行ってみませんか? というお話がきました。タイヤを替えるだけでそんなに違うものなんですの~? と半信半疑でしたが、これは“違いがわかる女”になれるチャンス! しかも、最近ちょっとお疲れ気味でリフレッシュしたいところだったので、梅雨シーズン真っ只中ではありますがレッツゴードライブ♪ と相成りました。向かった先は栃木県・日光霧降高原ですの。
「運転中、無意識に行っている操作でストレスが溜まって疲れにつながっている」と言われても、今まで気にしたことも無かったので、果たして私にその差を感じることができるのか心配ですの。まずは初めて見るタイヤ交換作業をじっくり見学することにいたしましょう。
今回タイヤ交換をしてくださったのは世田谷区用賀にある「タイヤ館 パドック246」さん。うれしいことにイケメン店長(←ここ大事)の藤岡さん直々に組み付け交換作業をやってくださるそうですの。では、よろしくお願いしま~す。
まずは新しいホイールに新しいタイヤをはめる作業です。専用の機械の上で行うのですが、店長さん曰く「いいホイールはしっかり組まないとその性能が出ないんです」とのこと。ふむふむ。
続いてバランス調整という作業。ホイールやタイヤは完全には真円ではなく、ひとつひとつ微妙に違うので、重りをいくつか貼ってバランスを調整するそうですの。これ、新しいタイヤを取り付ける時は必須の作業なんだとか。
お次はセンターキャップの取り付け。「僕たちにとってこの作業は“頑張って行ってらっしゃい!”の瞬間なんです」と言う藤岡店長さんの言葉に思わずジ~ン。ちなみにセンターキャップの向きをタイヤのBRIDGESTONEに合わせるか、それともPlayzに合わせるか、はたまたバルブに合わせるか? というこだわりポイントがタイヤ好きさんにはあるらしいです。知らなかった~!
空気圧を規定に合わせたら、いよいよ最終工程! タイヤをクルマに取り付けます。タイヤ館 パドック246さんでは、きっちりとタイヤの中心を車軸に取り付けられる“センターフィット”という方法で行っているそうで、実はこれ、快適で楽しいドライブのためのブリヂストン独自のサービスなんですって。いいタイヤにはそれを装着してくれるプロの技術が必要なんですのね! というわけで無事交換作業が終了。藤岡店長さん、ありがとうございました~!
いよいよドライブスタートです。さて、ゆきぴゅーはタイヤの違いがわかったでしょうか? なんと! 実はFITくんの走りが“今までと何かが違う”という感覚は、お店の駐車場の段差を越えた時からあったんですの。一時停止でピタっと止まった時、首都高に入って初めて加速した時、そして大橋ジャンクションのぐるぐるを他のクルマの流れに沿って走っている時には、今までにないスムーズな走行感覚がはっきりとわかりました。真っ直ぐ前にタイヤがスーーーッと進んでいく感じ、というのでしょうか。タイヤが前に進むのは当たり前。その当たり前のことを前のタイヤでは感じなかったのにPlayzでは感じるんですの。しかもとっても心地良く! これには自分でもびっくり!
途中で一度パーキングエリアに入って休憩です。興奮気味で走ってきたせいかあっという間でしたが、新しいタイヤ、すごくいい感じですわ。ここまでの東北自動車道は比較的真っ直ぐで平坦な道でしたが、ここから先の下道やアップダウンのある山道ではどんな乗り心地を感じるのか楽しみですの。
愛車FITくんは日光宇都宮道路の日光インターを下りると、一般道を軽快にひた走ります。JR日光駅・東武日光駅を右手に見ながら向かうは、霧降高原道路。途中の霧降高原キスゲ平園地は、ちょうどこれからニッコウキスゲが見頃を迎えるようですよ。
さて、霧降高原にある大笹牧場が今回の目的地。ここは標高約1200mにある乳牛育成牧場で、日本ではめずらしいブラウンスイス牛が飼われていることで知られています。そのブラウンスイス牛の牛乳と、その牛乳を使ったソフトクリームは絶品なので、ここに来たら絶対に食べてみてくださいませね。東京ドーム77個分という広~い放牧地にはジンギスカンが食べられるレストハウスをはじめ、動物ふれあい広場やオートキャンプ場もあったりとご家族連れにもおすすめのスポットです。
撮影協力/日光霧降高原 大笹牧場
栃木県日光市瀬尾字大笹原3405 入場無料・駐車料金無料
※季節により営業時間が異なります
霧降高原道路は天気が良ければ快走できるワインディングロード。この日はあいにく途中から雨がぱらついてきたので地面が濡れていました。いつもなら下りのカーブを曲がる時に“滑っちゃいそう~”とビクビクしながら運転していたのですが「Playz」はそれを感じさせない抜群の安心感がありましたの。もちろん「新しいタイヤだから」という意識も影響していると思うのですが、けっしてそれだけではなく“しっかりとタイヤが地面に付いている感”がハンドルを持つ手に伝わってきたのです。
それから高速道路で車線変更をする際に「あれ!? 今までって、たったこれだけのハンドル操作で車線変更ってできたっけ?」と思ったのがびっくりポイントその2。ちょっとハンドルを切るだけで行きたい車線にスゥーッと流れるように移動できる感覚なんですの。これもタイヤの内側と外側のかたちを変えて(非対称形状)路面との接地性を高めたり、雨の日でもしっかりと路面をつかまえる技術(ウェット向上ポリマー、パワートレッドゴムなど)を採用したことで実現できているそうですわ。実はそれって“丈夫で長持ち”や“燃費が良くなる”という、うれしい結果にもつながっているんだそうですわよ。
……と、ここまで数時間走ってみて、以前より明らかにハンドルさばきが楽になった気がしますの。今まではきっと無意識のうちに細かいハンドル操作をしていて、それが知らないあいだにストレスになっていたのかもしれませんわ。それが「Playz」に替えたことによって、安定した操縦性のおかげでストレスが軽減されて疲れにくくなる、おお、それこそまさに「疲れにくいという安全性能」ではないですかっ!
撮影協力/全【ZEN】
栃木県日光市上鉢石町1007 TEL:0288-53-3470
※火曜定休 12月~3月 10:00~19:00(L.O 18:30) 4月~11月 10:00~20:00(L.O 19:30)
タイヤのことはまったく無知だった私が、今までのタイヤとの乗り心地の違いが果たしてわかるのか正直心配でしたが結果は、ご覧の通り。やりますわね「Playz」! 今までは長距離を運転して帰ってくると、腕や脚がだるくて首筋が痛くなって、ひどい時には頭痛でダウンしちゃう時もあったのですが、きっとそれは無意識でしていたハンドル操作からくるストレスが原因だったのかも……。疲れて運転していると、それだけ事故につながるリスクも高いので気をつけないといけませんわよね。これからは“疲れにくいPlayz”のおかげで、長距離運転も格段に楽になりそうでうれしい限りですわ。もちろん、Playz PX-Cの走りは街中でも違いますの。ロングドライブと比べて加速したり止まったりが多い市街地の運転では、Playz PX-Cの高い安全機能が発揮されちゃうのです。ますます愛車FITくんが愛おしく思えてきちゃったところで、さて、次はどこにドライブ行こうかな~!?
(Text:ゆきぴゅー/Photo:高橋学)