「カンセンジャー」ラッピングの500系新幹線を限定デザインに

1号車両側面デザイン。「山陽九州相互直通5周年ロゴ」は先頭部と反対側の両側にラッピングされる

子供用運転台設置の8号車両側面デザインはカンセンジャージュニアが描かれる。「山陽九州相互直通5周年ロゴ」はこちらの8号車にもラッピングされる

　西日本旅客鉄道（JR西日本）は3月24日、「カンセンジャー」ラッピングの500系新幹線のデザインを変更、「山陽九州相互直通5周年ロゴ」をラッピングするとともに、先頭車両の「カンセンジャー」をより躍動的なデザインに変更すると発表した。4月1日から運行を開始する。

　カンセンジャーをラッピングした500系新幹線は2013年度から運行開始しているが、2016年は山陽新幹線と九州新幹線が直通運転を開始して5周年となるため「山陽九州相互直通5周年ロゴ」をラッピングするという。

　デザインは1号車前頭部の両側に新規デザインのカンセンジャーポーズ、子供用運転台設置の8号車前頭部の両側に新規デザインのカンセンジャージュニアポーズ、1号車と8号車の両側に「山陽九州相互直通5周年ロゴ」がラッピングされる。

　ラッピング対象は500系8両のV08編成。運用開始列車は博多駅を7時9分に発車するこだま732号岡山行きの予定。この列車は博多南線から運転する。その後の運用は不定期となるため、公表はしないという。

　なお、前年度にラッピングしたV06編成は、3月16日剥離作業を実施済み。