ニュース

JR北海道、3月26日以降の道内普通列車のダイヤを発表

各線区で減便へ

2016月2月8日発表

老朽化と劣化が進むキハ40系気動車

 JR北海道(北海道旅客鉄道)は2月8日、3月26日以降の普通列車のダイヤについて発表した。道内の非電化ローカル路線の主力として使用されている「キハ40系気動車」の老朽化と劣化に伴い、使用可能な車両の範囲内でダイヤを設定しており、函館本線、室蘭本線、石勝線、宗谷本線、札沼線、根室本線、釧網本線、石北本線、富良野線の9の路線、16区間で減便となっている。

 減便は、札沼線 石狩当別駅~新十津川駅間を3往復から1往復に。函館本線 長万部駅~倶知安駅間を7往復から4往復へ、根室本線 根室駅~厚岸駅間で8往復を6往復へなどとなっている。さらに、函館本線 鷲ノ巣駅や石勝線 東追分駅と十三里駅、根室本線 花咲駅、石北本線 上白滝駅と旧白滝駅、下白滝駅、金華駅は3月25日をもって廃止となる。

 なお、同社ではキハ40形の後継車となる電気駆動式気動車を2017年度より投入する予定。

(編集部:柴田 進)