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「進撃の巨人」や「ラブライブ!」、「マクロスΔ」などの雪像がある「さっぽろ雪まつり」が2月5日開幕

開幕前夜の模様をちょっとだけ紹介

2016年2月5日~11日・18日 開催

巨大な進撃の巨人の雪像。この雪像は見応えのあるもの

 全国的に冬を代表するイベントとして知られている「さっぽろ雪まつり」が2016年2月5日に開幕した。このさっぽろ雪まつりは札幌市内の3地域で行なわれ、2016年で67回目となる歴史あるもの。メイン会場となる大通会場、繁華街にあるすすきの会場は11日まで、滑り台などがあるつどーむ会場は18日まで開催される。

 本記事では、開幕前夜となる2月4日深夜の模様を紹介。各雪像においては、最後の作り込みやステージでのリハーサルが行なわれるなど、0時を超えても作業をする姿を見かけることができた。

 2016年の雪まつりの印象としては、ここ数年と同様アニメコンテンツ関連の雪像が多いなというもの。「進撃の巨人」や「ラブライブ!」などのほか、2016年春からテレビ放送が始まる「マクロスΔ(デルタ)」の雪像もある。マクロスΔは、2月7日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「ワンダーフェスティバル2016[冬]」に「マクロス さんかっけー」ブースを出展する予定で、同時期に集中的に告知を図っている。

最終調整が行なわれていたマクロスΔの雪像。細かい部分まで雪の状態を確認していた

 前日の深夜に訪れている客層を見ていると、ほぼ8割が外国人。欧米の人、アジアの人など、さまざまな言語での会話を聞くことができる。さっぽろ雪まつりの海外への浸透度は分からないものの、雪像の前で記念写真を楽しそうに撮る人が多く、5日からの本番でも多くの人が訪れるものと思われる。

ラブライブ!の雪像
3月26日に開業する北海道新幹線の雪像。プロジェクションマッピングが行なわれている
こちらはau提供による雪像。一工夫あるようだ
居酒屋としても楽しめるフードコーナー
マカオのグルメが楽しめる「マカオ カフェ」も用意されていた
緊急出動車として、雪道の走行性能に定評のあるスバル「レガシィ」が用意されていた。長持ちする部分も魅力か?
すすきの会場は氷像となる
これはサッポロビール
すすきのにも店舗のある「すしざんまい」は、魚を閉じ込めた氷像を用意

 さっぽろ雪まつりは無料のイベントとなっており、期間中の札幌市内は華やかな雰囲気に包まれる。北海道以外から行くとなると航空券や宿の確保などがすでに難しいかもしれないが、LCC(格安航空会社)の増加により新千歳空港への航空便は増えており、予約サイトで確認すると空席のある便も見かけられる。時間と予算の都合がつくなら、ぜひ訪れていただきたいイベントだ。

各種雪像は22時までライトアップされる。ライトアップとステージのリハーサル風景

(編集部:谷川 潔)