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日本トランスオーシャン航空のボーイング 737-800型機が那覇空港から初テイクオフ!

慣熟飛行をスタート

2016年2月3日 実施

2016年2月10日 就航

日本トランスオーシャン航空の新機材、ボーイング 737-800型機が那覇空港から初めて離陸

 日本トランスオーシャン航空は2月3日、2016年から導入を開始するボーイング 737-800型機の慣熟飛行をスタートした。

 同社が従来から運用しているボーイング 737-400型機のコックピットについては、シミュレータの体験レポート「ジャルパックが販売する「JTAフライトシミュレーター操縦体験」でパイロット気分を堪能」でもお伝えしているとおり、4枚のブラウン管ディスプレイとアナログ計器で構成されたものであるのに対し、ボーイング 737-800型機は6枚の大型液晶ディスプレイを配した、いわゆるグラスコックピットを採用している。こうした新たな操縦系統などに慣れる目的で行なわれるのが、いわゆる「慣熟飛行」だ。

 初号機となる登録記号「JA01RK」は1月24日に那覇空港に到着し、受領後整備が行なわれ、2月2日の披露式典を迎えた。そして、2月3日に慣熟飛行をスタート。8時45分頃、同機が宮古空港へ向けて那覇空港を初めて離陸した。今後も、福岡空港などほかの就航地へのフライトも含めて、2月10日のNU050便(那覇7時10分発~福岡8時45分着)での初便就航に向けた慣熟飛行が重ねられる見込みだ。

 また、JTAグループの琉球エアーコミューター(RAC)が導入したボンバルディア「Q400CC(Cargo Combi)」型機も、同時間帯に慣熟飛行を行なっていた。Q400型機の貨物室を拡張した仕様で、同社がローンチカスタマーとなった機体。こちらは4月に就航予定となっている。

RACが導入したQ400CC型機(手前)と、JTAが導入したボーイング 737-800型機(奥)

(編集部:多和田新也)