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より白く生まれ変わった姫路城の空にブルーインパルスが舞う

「快晴に 五つの線と 白き城 絆を結び 未来を作る」

2015年3月27日 グランドオープン

大天守の修理が完成した姫路城

 兵庫県姫路市は3月26日、白鷺城とも称される漆喰の白さが特徴の「姫路城」の大天守保存修理完成記念式典を実施した。2009年10月から約5年半をかけて修理され、白さに磨きがかかった姫路城をバックに、岐阜基地より飛び立った航空自衛隊のブルーインパルスが式典の祝賀飛行を実施した。

 式典の模様や、大天守内のレポートは後ほど詳報するが、まずは、快晴の中、美しく空を舞ったブルーインパルスのフォトレポートをお届けする。

 なお、表題にある「快晴に 五つの線と 白き城 絆を結び 未来を作る」の短歌は、大天守保存修理完成記念式典の後に行なわれた、ドイツのノイシュバンシュタイン城と姫路城との観光友好交流協定の締結式において、兵庫県の井戸敏三知事が詠み上げたものだ。

天候偵察飛行

演技の前に行なわれる天候偵察

サンライズ

姫路城大天守の真後ろから姿を見せたブルーインパルス5機が上空で5方向へ散開

デルタ360°ターン

三角形の隊形で姫路城の上空を360度旋回

スワンローパス

「西の丸」方向から現われたブルーインパルスが、白鳥をイメージした隊形で上空を通過

サクラ

6機が直径約500mの円を重ね合わせて桜の花を描く

ビッグハート

姫路城大天守の上空に大きなハートを描く
式典の招待客もスマートフォンやデジカメを空に掲げてブルーインパルスの演技を撮影していた
演目をすべて終えたブルーインパルス

編集部:多和田新也