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札幌「エスタ」が2023年夏に閉店。1978年開業から45年。2029年秋までの開業目指す新ビルの事業者も決定

2021年11月10日 発表

JR北海道は、札幌駅の「札幌エスタ」を2023年夏に閉店することを発表した(1978年9月1日の開業時)

 JR北海道(北海道旅客鉄道)は11月10日、札幌駅総合開発が運営する商業施設「エスタ」を2023年夏に閉店することを発表した。

 エスタは1978年夏に、そごうをキーテナントに開業。約45年の歴史に終止符を打つことになる。また、エスタ1階のバスターミナルも同時期の閉鎖を予定している。

 この閉店は、札幌の新たな顔作りとして市街再開発準備組合が進めている「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発事業」に伴うもの。北5条西1丁目と2丁目にホテルや商業施設、バスターミナルなどで構成する複合ビルを建設する計画で、2023年秋の本体工事着手を目指すことになった。

 11月10日には、特定業代行者として、清水建設を代表企業とする清水・伊藤・岩田地崎・札建・泰進共同企業体を選定。2029年秋までの開業を目指す。

「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発事業」イメージ
計画位置図とフロアイメージ
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