ニュース

国道18号「妙高大橋」の新橋が8月3日開通。老朽化により架け替え

2021年7月27日 発表

国道18号「妙高大橋」の新橋が8月3日開通

 国土交通省 北陸地方整備局 高田河川国道事務所は、国道18号の「妙高大橋」の新橋を8月3日14時に開通することを発表した。

 新潟県妙高市内の大田切川に架かる妙高大橋は、1972年の建設から約50年が経過。2009年の橋梁補修工事の際に、橋梁の上面から侵入した水が原因で、コンクリート桁内のPCケーブルが腐食・破断していることが発見され、現在は応急対応として補強ケーブルの設置や橋梁正面の防水対策、精密機器による橋梁の監視強化などで交通の安全を確保している状態にある。

 そのため、恒久的な対応として2012年度に、妙高大橋架け替えを事業化。大田切川に架かる2径間連続非合成鋼トラス橋、延長203mを含む妙高市二俣~坂口新田間の約1.1km区間の整備を進めていた。新橋開通により上信越自動車道(E18)とのダブルネットワークを強化し、安定的な交通を確保する。

妙高大橋の工事状況
妙高大橋架け替え事業の概要