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JR東日本、Suicaを同一区間で繰り返し使うとJRE POINT還元。月10回乗ると1回が実質無料

2021年3月1日 開始

JR東日本がJRE POINTの新サービスを開始する

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は、多様化する生活様式に合わせて、JRE POINTの新サービスを開始する。

 Suicaのチャージ残高による在来線の同一運賃区間の利用が月10回を超える場合、運賃1回分相当のJRE POINTを還元する(要JRE POINT利用登録)というもので、11回目以降は毎回運賃の10%相当を還元する。つまり、10回利用すると1回分が実質無料になる。

 これにより、テレワーク主体で「定期券は購入していないが毎月10~15日程度出勤する」というユーザーにメリットが生まれる。

 対象はJR東日本の在来線すべてのSuicaエリアで、同一月内に同一運賃区間を10回以上利用する場合。同一“運賃”区間であれば、利用する駅が異なっても対象になるという。サービス開始は2021年3月1日。

Suica定期券利用者向けのサービスも

 一方、Suica定期券利用者には時差通勤でポイント還元するサービスを行なう。対象エリアの駅でピーク時間帯より早く改札を通過すると15ポイント、遅く通過すると20ポイントという具合で、2021年春から1年間限定で実施予定。ポイント還元の対象になる時間帯など、詳細は後日発表する。