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ペルセウス座流星群が8月12日夜に極大。2020年は西日本~東北南部で観測チャンス大、ウェザーニューズ発表

2020年8月6日 発表

ペルセウス座流星群が極大となる8月12日夜から13日夜明けにかけては、西日本から東北南部で晴れる予想

 ウェザーニューズは8月6日、三大流星群に数えられる「ペルセウス座流星群」の2020年の天候について発表した。

 活動が最も活発となる極大を迎える8月12日夜から13日夜明け前にかけては、西日本から東北南部で晴れると予想。一方、北海道や東北北部では日本海ほど曇りやすく、観測が難しそうであると予想している。

 2020年のペルセウス座流星群は12日22時ごろに極大を迎えるが、流星群の中心となる放射点の高度が低く、時間の経過とともに高度が上がるが、12日23時過ぎに下弦の月が昇り始めて、月明かりの影響を受ける環境になる。流星群による流れ星はペルセウス座の周辺のみではなく、放射点を中心に夜空のどこにでも現われるので、できるだけ周囲が開け、街灯などの明かりの影響を受けない場所で観測することが推奨される。見晴らしがよく空気が澄んだところで観測できる流星数は、最大で1時間に30個程度と予想されている。

 ウェザーニューズでは、気象情報専門チャンネル「ウェザーニュースLiVE」で国内線3か所からの星空を生中継するほか、同社が提供する「ウェザーニュース」アプリの「流星キャッチャー」で、中継で捉えた流星動画を3分以内にプッシュ通知で知らせ、視聴できるようにする。

ペルセウス座流星群の放射点
流星キャッチャーで観測できない人にも流星動画を届ける