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JAL、遅延・欠航発生時の補償をVisaプリペイドカードに

2020年6月23日 発表

JAL専用バニラVisaギフトカード

 インコム・ジャパンとビザ・ワールドワイド・ジャパンは、JAL(日本航空)向けに専用のVisaプリペイドカードを発行すると発表した。

 JALでは、機材トラブルなどにより大幅な遅延や欠航が発生した際、現金による地上交通費の補償を行なってきたが、外国籍や海外在住など日本円の現金を必要としない利用者がいることや、世界的にキャッシュレス化が進んでいることなどを踏まえ、利便性の高いVisaプリペイドカードが導入することにした。

 インコムが発行する「JAL専用バニラVisaギフトカード」は、通常のVisaカード同様に世界約6100万の加盟店で利用可能。設定金額は1000円~10万円の間で1円単位で設定でき、JALが利用者にカードを渡す直前にアクティベーションを行なえるため、現金を金庫に保管する必要もなくなるなど、JAL側にとってもメリットがあるとされている。