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有明/青海~中央防波堤を結ぶ「東京港臨港道路南北線」が6月20日12時開通。愛称は「海の森トンネル」「海の森大橋」

2020年6月8日 発表

有明/青海~中央防波堤を結ぶ「東京港臨港道路南北線」が6月20日12時に開通

 国土交通省 関東地方整備局 東京港湾事務所と東京都港湾局は6月8日、臨港道路南北線とその接続道路を6月20日12時に開通することを発表した。

 開通区間は東京都江東区有明4丁目~中央防波堤の江東区海の森3丁目地先間の延長約3.7km。日本最長級の沈埋函(ちんまいかん)を用いたトンネル部とそのアプローチ部を国土交通省、その前後を東京都が整備してきた。

 延長約2.45kmの沈埋函トンネルと、中央防波堤内側~外側を結ぶ延長約250mの東西水路横断橋は愛称を公募し、2019年12月にそれぞれ「東京港海の森トンネル」「海の森大橋」と決定している。

 中央防波堤では新たなコンテナターミナルも進められる一方、有明/青海~中央防波堤地区を結ぶアクセスは青海縦貫道(第二航路海底トンネル)のみとなっており、中央防波堤のアクセス性を高める目的で整備を進めてきた。本道路が東京港全体の物流機能を強化する新たな南北軸となり、同区間のダブルネットワーク化が実現する。

位置と「東京港海の森トンネル」「海の森大橋」の概要