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茨城空港、海外向けの愛称はTokyoなしの「Ibaraki International Airport」に

2020年6月5日 発表

茨城空港の海外向けの愛称が「Ibaraki International Airport」に決定

 茨城県の大井川和彦知事は、6月5日に開催された記者会見において、茨城空港の海外向けの愛称について「Ibaraki International Airport」に決定したと発表した。

 同空港の愛称をめぐっては、有識者会議から国内向けを「茨城空港」(継続)、海外向けを「Tokyo Ibaraki International Airport」とする提案があったが、空港名にTokyoが入ることについて反対する意見が多数寄せられていた。このため、海外向けの愛称については「Ibaraki International Airport」と、Tokyoを外した愛称が用いられることになった。

 今回の決定の背景について、大井川知事は「茨城空港の地理的な場所を海外にアピールしやすい、誘客に有利というメリットがありつつも、県民の皆さまからは誤解を招く、県民としての誇りの問題など、さまざまなご意見をいただいた。いただいたパブリックコメントやネットなどでの反応を分析した結果、ほとんどの方が東京と付けることについては反対だという反応が強かった。東京を付けるメリットについては、今後、空港への航空会社の誘致などの営業の場面でさまざまな手立てを考えていくということで補えると考え、今回はIbaraki International Airportということで決定すると判断した」と説明している。

6月5日の記者会見で発表