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神戸市、北神急行線を6月1日から市営地下鉄 北神線として運行開始。谷上~三宮の運賃はおよそ半額に

2020年6月1日 市営化

北神急行線の事業譲渡により市営地下鉄 北神線として6月1日から運行を開始する(画像出典:国土交通省)

 神戸市は、北神急行電鉄が営業していた新神戸駅~谷上駅間(延長7.5km)の事業譲渡を受け、6月1日より市営化し、市営地下鉄 北神線として運行を開始する。これを記念したヘッドマークを全車両に付けて運行する。

 すでに相互直通運行している両区間だが、神戸市交通局が一体的に運営することで2018年12月に合意。2020年3月に国土交通大臣より認可を受けていた。一体的な運行により神戸市北部の魅力向上や、三宮周辺の活性化に寄与することが見込まれている。

 市営化により、市営地下鉄の運賃水準に合わせるために現在の北神急行電鉄運行区間も運賃も改定。新神戸駅~谷上駅間の運賃は370円から280円に。三宮駅~谷上駅間の運賃は550円から280円へおよそ半額に値下げされる。

 なお、北神急行電鉄のPRキャラクター「北神弓子」も移籍し、今後は市営地下鉄 北神線のPRキャラクターとなる。