ニュース

スマホで予約してICカードのタッチで乗車する「新幹線eチケットサービス」

JR東日本・JR北海道・JR西日本が3月14日スタート

2020年2月4日 発表

「新幹線eチケットサービス」が3月14日スタート

 JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR北海道(北海道旅客鉄道)、JR西日本(西日本旅客鉄道)の3社は、スマートフォンなどで予約し、交通系ICカードで乗車できる「新幹線eチケットサービス」を3月14日に開始する。

 同サービスは、予約サイト「えきねっと」「e5489」に会員登録し、Suicaなどの交通系ICカードを会員情報に登録しておくことで利用できる。予約サイトで指定席・自由席を予約すると、新幹線の自動改札機にICカードをタッチすることで乗車できる。

 サービスの提供区間は、東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線の全区間。予約はサービス開始の1か月前となる2月14日10時から受け付けるが、会員情報へのICカード登録などは2月7日5時30分から受け付ける。

 交通系ICカードは、Suica、Kitaca、ICOCA、PASMO、TOICA、manaca、PiTaPa、nimoca、SUGOCA、はやかけんに対応。モバイルSuicaでも利用できる。

 同一列車・同一行程であれば、1回の予約で6名まで交通系ICカードで乗車可能。予約サイトで購入できる「新幹線eチケット」の価格(普通車指定席・おとな1名片道・通常期)は、東京~金沢で1万4180円(通常1万4380円)などと、200円安く設定されている。ただし、特定都区市内制度(東京都区内など)は適用されない。

主な区間の価格

 基本商品となる新幹線eチケットのほか、「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」「J-WEST eチケット」「eチケット早特1」「eチケット早特14」といった割引商品も用意され、それぞれ3月14日から利用できるようになる。

 なお、eチケットサービスの提供開始に伴い、JR東日本の「モバイルSuica特急券」は3月13日をもって終了となる。

利用手順
サービス提供区間