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上信越道が全線4車線化。NEXCO東日本、12月5日に信濃町IC~上越JCTの4車線運用開始

2019年11月28日 発表

2019年12月5日15時ごろ 運用開始

NEXCO東日本は、上信越道 信濃町IC~上越JCTを12月5日15時ごろから4車線運用する。これにより上信越道は全線4車線となる

 NEXCO東日本(東日本高速道路)は11月28日、上信越自動車道(E18)信濃町IC(インターチェンジ)~上越JCT(ジャンクション)間の延長約37.5kmの4車線運用を12月5日15時ごろに開始する見込みとなったことを発表した。これにより、上信越道は藤岡JCT~上越JCTの延長約203kmが全線4車線となる。

 上信越道 信濃町IC~上越JCTの4車線化事業については、2018年12月7日に同区間のうち約15.9kmで4車線運用を開始したほか、付加車線設置区間の約12.8kmと併せて約8割となる約28.7kmが4車線となっていた。

 12月5日に新たに信濃町IC~妙高高原IC間の約1.9km、妙高高原IC~中郷IC間の約2.5km、中郷IC~新井PA/SIC(パーキングエリア/スマートIC)間の約4.4kmの4車線運用を開始することで、全区間の4車線化が完了する。ただし現在、碓氷軽井沢IC~佐久IC間は台風19号の影響で片側1車線対面通行の運用となっている。

 4車線化が完了する信濃町IC~上越JCT間は、豪雪地域を通過するうえ、日本海側の標高40mから長野県側の標高680mまで標高差のある急勾配の区間となっており、先行して一部区間を4車線化したことで、通行止め減少や渋滞緩和などの効果が現われているという。

新たに4車線化する区間
4車線化の効果など