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JR東日本、「えきねっとアプリ」リリース。在来線特急のチケットレスサービスに対応

2019年11月28日 発表

2019年11月30日 リリース

JR東日本は在来線特急のチケットレスサービスに特化した「えきねっとアプリ」を11月30日にリリースする

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は11月28日、在来線チケットレスサービスに特化した「えきねっとアプリ」をリリースすることを発表した。11月30日にAndroid版の提供を開始し、iOS版は準備でき次第配信するとしている。アプリは無料で利用可能。

 えきねっとアプリは、在来線特急の指定席予約をし、駅で特急券を受け取ることなく乗車できる「えきねっとチケットレスサービス」に特化したもので、大人1名分の、在来線特急列車指定席を予約できる。

 えきねっとチケットレスサービスの対象となっている特急列車は、「あずさ」「かいじ」「富士回遊」「はちおうじ」「おうめ」「ひたち」「ときわ」「あかぎ」「スワローあかぎ」「成田エクスプレス」。

 えきねっとアプリでは、Touch ID(指紋認証)や、Face ID(顔認証)といった生体認証が可能なほか、ホーム画面で次の乗車予定を確認できる。また、アプリ限定で「マイシート」機能を提供。一度購入を完了した予約を“お気に入り”として登録しておくもので、別の日に同じ列車の同じ座席をスムーズに予約できるほか、最大5日分をまとめて予約できる。

 利用には「えきねっと」会員登録が必要。また、えきねっとWebサイトで提供している最大2か月分の事前受付サービスは対象外となり、えきねっとアプリからは乗車日の1か月前から予約が可能となる。

 将来的に、複数名の予約への対応や、新幹線の予約にも対応するとしている。