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無印良品、「コオロギせんべい」2020年春発売。コオロギをパウダー状にしてせんべいに練り込む

2019年11月21日 発表

2020年春 発売予定

良品計画は「コオロギせんべい」を無印良品の一部店舗とネットストアで2020年春に販売する

 無印良品を展開する良品計画は、「コオロギせんべい」を無印良品の一部店舗とネットストアで2020年春に販売すると発表した。

 世界の急激な人口増による、今後の食糧確保と環境問題は避けてはとおれない課題と考えて、昆虫食の研究の第一人者・徳島大学と協業し、コオロギを食材とするための取り組みを開始。徳島大学からは、食用コオロギの実用化に向けた研究成果を、良品計画からは商品開発プロセスを共有し、美味しい昆虫食の開発を進めている。FAO(国連食糧農業機関)も「栄養価が高く環境への負荷も少ない」という理由で、家畜の代替として昆虫食を推奨しており、なかでもコオロギは食用に適しているとして国内外で注目されている。

 無印良品の「コオロギせんべい」は、徳島大学の研究をベースに量産したコオロギをパウダー状にしてせんべいに練り込む。商品企画や価格は未定。

無印良品「コオロギせんべい」

発売時期: 2020年春予定
価格: 未定

良品計画による「コオロギを食用とするメリット」

栄養価が高い
主要な栄養素、たんぱく質やカルシウム、鉄分などを体内に多く含み、それらを効率よく摂取できる。

環境負荷が少ない
主な動物性たんぱく質資源の家畜に比べて、生育する際の温室効果ガス排出量や、必要な水やエサの量が圧倒的に少なく、環境負荷も軽減するとされている。

生産が効率的
飼育しやすく安定して生産でき、ほかの昆虫よりも成長が早く約35日で収穫できるという点で高く評価されている。また、エサは主に穀物類だが、雑食のためエサの選択肢が広く、未利用のまま廃棄される食糧の問題にも貢献する可能性があると言われている。