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JR東日本、11月16日に山手線と京浜東北線で線路切換工事に伴う運休

高輪ゲートウェイ駅開業に向けた工事の一環

2019年11月16日 実施

11月16日の運転計画

 JR東日本(東日本旅客鉄道)東京支社は、11月16日に山手線と京浜東北線で線路切換工事に伴う運休を実施する。荒天などで同日に実施できない場合は、12月13日~15日に延期される。

 今回の運休は、高輪ゲートウェイ駅開業に向けた工事の一環として、山手線(内・外回り)と京浜東北線(大宮方面)の線路切換工事を実施することに伴い発生するもの。同社によれば、山手線の運転見合わせを伴う工事は、JR東日本発足後初となる。

 初電から16時ごろまでは、山手線の大崎駅~東京駅~上野駅間と、京浜東北線の品川駅~田町駅間が運休となる。これをカバーする形で、上野東京ライン、埼京線、りんかい線が増発で運行する。

 16時ごろから終電までは、京浜東北線の品川駅~田町駅間が運休となる。山手線は18時ごろまで通常の7割程度、それ以降は通常運行となる。

 同日中は、東京メトロ、都営地下鉄、東京臨海高速鉄道りんかい線、東急線、京急線の全線で振替輸送も実施される。

 同社では、2020年春に高輪ゲートウェイ駅を開業する予定。その後、2022年ごろに品川駅の3・4番線ホームの拡幅を行ない、京浜東北線(大宮方面)と山手線外回り(渋谷・新宿方面)を同じホームで乗り換えできるようにする計画。これに伴い、1番線のホームは山手線内回り(東京・上野方面)専用ホームとなる。

品川駅の線路切換工事