ニュース

デアゴスティーニ「JAL旅客機コレクション」第1号を買ってみた

2019年9月10日 発売

デアゴスティーニ「JAL旅客機コレクション」を買ってみた

 デアゴスティーニ・ジャパンは9月10日、「JAL旅客機コレクション」の第1号を発売した。「JAL旅客機コレクション」は、JAL(日本航空)グループの歴代の航空機が1/400スケールのダイキャストモデルで毎号付属するコレクションマガジンで、隔週刊で第1号のみ990円(税込み特別価格)、第2号以降は2760円(税別)となっている。本日発売、ということでさっそく買ってみた。

 第1号のダイキャストモデルは「ボーイング 787-9型機」。機体に記された登録記号は「JA861J」で、これはJALが2015年に受領したもの。現在も国際線で運用されている。

表紙。第1号は特別価格で税込み990円
裏表紙。次号予告にもなっており、第2号は「ボーイング 747-100型機」
全80号。同スケールの「滑走路ジオラママット」のプレゼントも実施
ダイキャストモデルはブリスターに収められている
ブリスターの台紙は大空のイメージ

 ダイキャストモデルはさすがにずっしりと重量感のあるもの。ギアまわりなど一部でプラパーツが使われている。塗装は機体側面の「JAPAN AIRLINES」ロゴや尾翼の鶴丸、主翼の登録記号、機体後部のユニセフロゴなど、細かいところまで再現されており、スケール的にモールドにするのが難しいドアやレドーム、窓なども塗装になっているが、そのおかげでかえってシャープに見える。エンジンカウル後端のシェブロン(ギザギザになっているところ)やゴム製の別パーツになっているノーズギア/メインギアのタイヤなど、思った以上に造形は細かい。ちなみに、このダイキャストモデルは航空機メーカー(第1号ならボーイング)が監修を行なっているという。

 冊子部分は、付属のコレクションモデルの機体を紹介する「航空機 大解剖!」で図解、メカニズム解説、開発ストーリーなどを掲載しており、号変わりのコンテンツとして「JALのすべて」「航空大百科」「世界のエアポート」にそれぞれページを割く。第1号で注目なのは「JALのすべて」の「歴代CA制服コレクション」で、JAL初代~現行(10代目)とJAS(日本エアシステム)初代~5代目までの制服が3ページにわたって掲載されている。その実際の内容は、購入してご確認いただきたい。

 第2号は9月24日発売で、ジャンボジェットの愛称で知られる「ボーイング 747-100型機」を予定している。

1/400スケールのボーイング 787-9型機
ノーズギアの格納扉に登録記号が記されているなど、描写が細かい
意外なくらい繊細な塗り分け。エンジンカウルの塗りがちょっと厚ぼったいか
尾翼付近。ユニセフロゴもしっかり再現
真上から見たところ
1/400なので、全長は15.7cm(実機は62.8m)