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東京都、環状第4号線 港南~高輪間の事業に着手。品川駅周辺の東西アクセス向上に期待。2032年度開通目標

2019年7月29日 発表

東京都が環状第4号線 港南~高輪間の事業に着手

 東京都 建設局ならびに都市整備局は7月29日、東京都港区高輪3丁目~江東区新砂3丁目で計画している環状第4号線のうち、港南~高輪間の事業に着手したことを発表した。事業期間は2032年度まで。

 事業区間は港区港南1丁目~高輪3丁目で、港南側が旧海岸通り、高輪側が国道1号(桜田通り)に接続する。延長は1.27km。幅員25.6~33.5mの道路の新設または拡幅を行なう事業となり、4車線と歩道、自動車走行空間を整備する。区間の途中にある鉄道、国道15号(第一京浜)と交差部は橋梁構造とする。また、国道15号へのアクセスのため、高輪側では道路中央部分に側道を設ける。

 本道路の整備により、品川駅周辺の東西方面の連絡が強化され、羽田空港~臨海部~六本木のアクセス性向上などが期待される。