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東武鉄道、池袋~川越を最短26分で結ぶ「川越特急」新設。3月16日に東上線ダイヤ改正

池袋や川越のアートをPRするラッピング列車を2月12日から運行

2019年1月17日 発表

2019年3月16日 ダイヤ改正

東武鉄道は3月16日にダイヤ改正を実施し、池袋駅~川越駅を最短26分で結ぶ「川越特急」を新設する

 東武鉄道が1月17日、3月16日に東武東上線のダイヤ改正するとともに、新たに池袋駅~川越駅を最短26分で結ぶ「川越特急」を設定することを発表した。

 川越特急は乗車券のみで利用できる列車で、平日に下り2本/上り3本、土曜・休日に下り2本/上り4本を設定。池袋駅、朝霞台駅、川越駅、川越市駅、坂戸駅、東松山駅~小川町駅間の各駅に停車する。車両は50090型クロスシートを使用。車内では川越観光に関する案内を自動放送で流すほか、一部の川越特急にはコンシェルジュが乗車して案内する。

 東武鉄道では川越特急の運行により、東上線を代表する観光地である川越への利便性をさらに高め、「川越観光=東武東上線」のイメージの深度化を図る。

 また、2月12日からは、東上線の起点である池袋駅がある豊島区、川越市、同社の観光連携を強化するため、2019年東アジア文化都市の開催地にも選ばれている豊島区の“アートの力”で川越の魅力を表現したラッピング列車を運行。デザインは画家の古家野雄紀氏によるもの。

 ラッピング車両は50092号編成(10両)を用い、2月12日から池袋駅~小川町駅間を運行。3月16日のダイヤ改正後は川越特急としても運行する。

東京都豊島区の“アートの力”で川越の魅力をデザインしたラッピング車両。2月12日に運行開始