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NEXCO中日本、東名高速 足柄スマートICを2018年度末供用開始。御殿場プレミアムアウトレットや富士スピードウェイ付近の渋滞解消へ

2018年度末 供用開始

NEXCO中日本は東名高速で整備中の足柄スマートICを2018年度末に供用開始する(画像提供:NEXCO中日本)

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は、東名高速道路(E1)で整備中の足柄スマートIC(インターチェンジ)を、2018年度末に供用開始する。

 6月に発行した「NEXCO中日本レポート2018」(PDF)では完成予定年度を「2018」、同社Webサイトの高速道路開通情報「スマートIC等の完成予定」でも「2018年度(平成30年度)完成予定」との表記に止まっていたが、すでに足柄SA(サービスエリア)内に掲示中のポスターでは「平成30年度末 供用開始予定」としており、時期についてより踏み込んだ表現になっている。

 スマートICは高速道路の本線やSA、PA(パーキングエリア)、BS(バスストップ)から乗り降りできるように設置するETC専用のICで、足柄スマートICは足柄SAに接続することで市道や町道から直接SAを利用できるようになるだけでなく、上下線とも本線から市街地へ、市街地から本線へ乗り降りできるようになる。対象は全車種で、24時間運用。

 足柄スマートICの整備により、御殿場ICに接続する国道138号の渋滞区間を回避できたり、交通の分散による周辺のアクセス性が向上したりといった効果が期待できる。また、御殿場プレミアムアウトレットや富士スピードウェイ、周辺に多数存在するゴルフコースなどへのアクセス性も改善が見込まれている。