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NEXCO西日本、関西国際空港連絡橋で緊急車両の通行措置を実施。復旧見込みは立たず

2018年9月5日 発表

NEXCO西日本は、タンカー船の衝突で損傷を受けた関西国際空港連絡橋で緊急車両の通行措置を実施

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は9月5日、9月4日に接近した2018年台風21号の影響で、タンカー船衝突による重大な損傷を受けた関西国際空港連絡橋(E71)について、緊急を要する車両の通行措置を開始した。関西国際空港連絡橋の復旧の見込みは立っていない。

 依然として一般車両については通行止め措置が続いているが、関西国際空港に残された人の救助や物資の輸送などを目的に、0時40分から上り線を利用した対面通行で下記のような緊急車両の通行措置を行なっている。

・警察、消防、救急関係の車両
・災害救助、復旧活動のための車両(例:物資・人員運搬車両)
・バス(空港に残された利用者を空港から運び出すためのもの)
・空港内コンビニなどへの物資輸送車両
・報道関係車両
・空港関係者の車両(航空会社関係など)

 関西エアポートでは、関空内に滞留している利用者を対象に、8時ごろより関空から南海電鉄 泉佐野駅に向けてのシャトルバスを運行している。

関西国際空港連絡橋