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新しい政府専用機ボーイング 777-300ERが新千歳空港に初飛来

航空自衛隊 千歳基地 政府専用機ハンガー前に駐機

2018年8月17日 初飛来

航空自衛隊 千歳基地に次期政府専用機ボーイング 777-300ER型機が到着した

 8月17日、航空自衛隊 千歳基地(北海道千歳市)に、2019年度から運用開始予定の次期政府専用機ボーイング 777-300ER型機が到着した。

 新しい政府専用機は、フランスのユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港を日本時間の21時39分ごろに離陸し、7時51分に新千歳空港B滑走路(01R)に着陸、千歳基地の政府専用機ハンガー前53番スポットに駐機した。

長旅を終え新千歳空港B滑走路(01R)に着陸した新政府専用機

 垂直尾翼には今までどおり日の丸が描かれていて、現行の政府専用機であるボーイング 747-400型機では、機体側面にレッドとゴールドの直線的なデザインが施されていたが、777-300ER型機では緩やかな曲線のデザインへと変更され、機体下部のグレー塗装部分も747-400型機とはデザインが異なる。

 航空自衛隊では2機の政府専用機の機種転換を行なっており、もう1機の千歳入りは12月の予定。

格納庫から覗く現行の政府専用機の尾翼と比べると小さく見えるが、全長は777-300ER型機になったことで、約3.2mほど長くなっている
現在、政府専用機として運用している747-400型機はJAL(日本航空)が機体整備を委託されているが、2019年度から運用を開始する777-300型機はANA(全日本空輸)が機体整備を委託される予定だ