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ピーチ、機内持ち込み手荷物を合計10kgから7kgへ改定。預け入れ荷物の料金体系も見直し

2018年10月28日搭乗分から

2018年7月2日 発表

2018年10月28日搭乗分から適用

ピーチは運航の定時性確保を目的に、10月28日搭乗分から手荷物に関するルールを改定する

 ピーチ(Peach Aviation)は7月2日、運航の定時性確保を目的に、機内持ち込み手荷物の重量見直しや、受託手荷物の料金体系の見直しを行なうことを発表した。10月28日搭乗分から適用する。

 預け入れ荷物は、サイズ、個数のルールは従来どおりだが、合計重量を10kgから7kgへ改定。手荷物収容による機内混雑を緩和し、スムーズな搭乗、降機による定時性向上を図る。

10月28日搭乗分以降の機内持ち込み手荷物規定

サイズ:3辺の和が115cm以内かつ、各辺が50×40×25cm以内
個数:合計2個まで(身の回り品(ハンドバック・カメラ・傘など)1個+手荷物1個)
重さ:2個の合計が7kgまで

 預け入れ荷物については、国内線、国際線ともに改定。ピーチの預け入れ荷物は購入運賃により、シンプルピーチの場合は無料分がなく1個目から有料、バリューピーチの場合は1個無料で2個目から有料、プライムピーチの場合は2個まで無料で3個目から有料となる。

 国内線はこれまでゾーンを2つに分けて2種類の料金体系としていたが、これを国内線全路線で統一。現状は、通常の手荷物の場合、ゾーン1がインターネット予約時が1200円、コンタクトセンターでの予約または空港カウンターで予約時は2280円。ゾーン2はそれぞれ1800円、2880円となっている。

 10月28日搭乗分からは全路線で料金が統一され、それぞれ1600円、2680円となる。

国内線のゾーン改定

 国際線は現状と同じく2つのゾーンで料金を分けるが、そのゾーンと料金を改定する。現在はゾーン3がインターネット予約時2000円、コンタクトセンターまたは空港カウンター予約時3080円、ゾーン4がそれぞれ2800円、3880円となっている。

 10月28日搭乗分からは、ゾーンを韓国路線(ゾーンA)とそのほかの路線(ゾーンB)へ変更。ゾーンAの料金が各1900円、2980円。ゾーンBが各3200円、4280円へと変更になる。

国際線のゾーン改定