ニュース

JR東日本/JR北海道/JR西日本、新幹線にSuicaなどで乗車できる新サービス。2019年度末導入

東北/北海道/上越/北陸/山形/秋田新幹線にSuica/Kitaca/ICOCAで乗れる

2018年6月5日 発表

JR東日本、JR北海道、JR西日本はSuicaなどの交通系ICカードで東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田新幹線にチケットレスで乗車できるサービスを、2019年度末を目標に導入する

 JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR北海道(北海道旅客鉄道)、JR西日本(西日本旅客鉄道)は6月5日、新幹線のネット予約と交通系ICカードによるチケットレスでの乗車を実現する新サービスを、2019年度末を目標に導入すると発表した。

 対象区間は東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田新幹線全区間の停車駅間。予約サイトの「えきねっと」(JR東日本/JR北海道)や「e5489」(JR西日本)で新幹線の指定席・自由席を予約する際に、交通系ICカード情報を合わせて登録すると、自動改札機で登録した交通系ICカードをタッチするだけで、新幹線のチケットレスで乗車できるようになる。

 対応する交通系ICカードはSuica(JR東日本)、Kitaca(JR北海道)、ICOCA(JR西日本)を予定しており、そのほかの交通系ICカードへの対応は決まり次第案内するとしている。

 予約サイトでは、運賃と料金が一体となった新幹線専用商品を発売する予定で、JR東日本が提供している「モバイルSuica特急券」は、このサービス開始に合わせて終了する。

 同一列車・同一行程なら1回の予約で6名まで(子供料金も含め)、交通系ICカードを使った乗車サービスを利用できる。

 JR西日本とJR東海(東海旅客鉄道)は、2017年9月30日から東海道/山陽新幹線のネット予約とチケットレスでの乗車が可能な「スマートEX」を提供している(関連記事「JR西日本とJR東海、ICOCA/TOICA/Suicaなどで新幹線に乗れる『スマートEX』を9月30日開始」)。

JR東日本、JR北海道、JR西日本が提供する予定の、新幹線IC乗車サービスの利用イメージ
対応する交通系ICカードはSuica(JR東日本)、Kitaca(JR北海道)、ICOCA(JR西日本)を予定しており、そのほかの交通系ICカードへの対応は決まり次第案内するとしている