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埼玉県警の「R34 GT-R」パトカーも登場。外環道 千葉区間全通の通り初め

外環道 三郷南IC~高谷JCTが開通

2018年6月2日16時 開通

外環道 三郷南IC~高谷JCTが開通したことを記念して、松戸IC~市川北IC間で通り初めを行なった

 NEXCO東日本(東日本高速道路)は、外環道(東京外かく環状道路)三郷南IC(インターチェンジ)~高谷JCT(ジャンクション)間(延長15.5km、4車線)を6月2日16時に開通した。

 開通記念式と、テープカットやくす玉開披などの開通記念セレモニーのあとに行なわれた「通り初め」では、最初に県立市川昴高校の吹奏楽部が演奏をしながら行進して盛り上げた。

 市川昴高校吹奏楽部の演奏が流れるなか、白バイ、救急車、消防車、NEXCO関連車両がゲートを通過。埼玉県警のスカイライン GT-Rのパトカーや警視庁のフェアレディZのパトカーも登場。そして開通記念式の参加者たちを乗せた乗用車やバスがゲートを通過した。

松戸IC~市川北IC間で通り初めを行なった
市川昴高校吹奏楽部の演奏をバックに特設ゲートを通過する各車両。窓を開け手を振る関係者も多かった

 埼玉県三郷市にある三郷南ICから千葉県市川市にある高谷JCTまでの区間が今回開通することで、外環道全体の計画である約85kmのうち約6割が完成。関越自動車道(大泉JCT)、東北自動車道(川口JCT)、常磐自動車道 (三郷JCT)、東関東自動車道(高谷JCT)が結ばれ、都心の交通の円滑化、物流の生産性向上が期待される。

 また、同日には国道298号の国道6号~国道357号間(延長11.4km、4車線)も開通し、周辺の交通渋滞緩和と安全性の向上が図られている。本誌では5月15日に行なわれた事前現場公開をレポートしているので(関連記事「NEXCO東日本、6月2日開通の外環道 三郷南IC~高谷JCT間を事前公開」)、合わせてご参照いただきたい

外環道 三郷南IC~高谷JCT間、延長15.5kmが開通した